【転職活動】入社して1ヶ月経過

製薬メーカーに入社し、1ヶ月ほど経過した。

以前のように納期に時間単位で追われることはないため、精神的に余裕がある。

また、平日も理論的な勉強に時間が割けて、満足度が高い。

 

データ分析関連では、

・主成分分析、因子分析

・時系列データ分析(自己回帰、状態空間、カオス、機械学習

に注力予定。

 

また、日常生活でも以下を習慣化しており、1ヶ月ほど続いている。

・筋トレ(週三回)

・ヨガ(毎日15分)

ホットヨガ(週1回スタジオにて)

糖質制限

・毎朝の髪型セット(ワックス、スプレー)

 

引き続き、体のメンテナンスに注力する。

 

 

【転職】転職先の決定(コロナ禍)

以前の記事(https://hide235.hatenablog.com/entry/2020/05/03/150202)に記載したように、コロナ禍で世界中が大騒ぎな中、以下の4社から内定をいただいた。

1. 重電メーカー、画像処理エンジニア

2. インフラ関連会社、画像処理エンジニア

3. マーケティング会社、ソリューションエンジニア

4. 製薬メーカー、AI導入プロジェクトリーダー

 

上記のうち、最も業務内容に自由があり、将来性もある4の製薬メーカーに入社することとした。

 

ようやく落ち着いた。

 

 

【核融合炉#3】激光XII号

管理人が興味を持っている核融合炉について紹介していく。
本投稿が第三弾。
 
1.名称由来
大阪大学レーザー科学研究所の初代所長が決めたと言うが、詳細は不明。
なお、「激光」は中国語で「レーザー」を意味する。
XII号は、12本のレーザーを使用することから命名
 
2.概要
慣性核融合のうち、レーザー核融合に分類される。
1983年から運転開始。
 
Fig.1 激光XII号 レーザー屋
 
 
Fig.2 激光XII号 チェンバー室
 
 
3.主要諸元

激光XII号レーザーの基本性能は、以下の通り。

ビーム数 12ビーム
ショット数 3 – 4 ショット/日(12ビーム同時照射の場合)
波長/照射配位 1053 nm or 527 nm(チャンバー室I)
1053 nm or 527 nm or 351 nm(チャンバー室II)
パルス幅 0.1 ns – 4 ns
エネルギー 1000 J/beam (1053 nm/ > 1.2 ns)
500 J/beam(527 nm/ >1.2 ns)
250 J/beam (351 nm/>2.0 ns)
エネルギーは目安です。レーザー条件によって変わります。
レーザービーム径 30 cm
集光レンズF値 F/3
コヒーレンス制御 コヒーレント光・二次元スペクトル分散法(チャンバー室I)
二次元スペクトル分散法・部分コヒーレント光(チャンバー室II)
集光パターン制御 ランダム位相板(チャンバー室I)
キノフォルム位相板(チャンバー室II)
出典:大阪大学 レーザー科学研究所 公式HP
 
4.ポイント
・慣性核融合炉の実験機の筆頭。
核融合反応を起こすための目標である固体密度の1000倍は、すでに達成。(https://www.jstage.jst.go.jp/article/lsj/38/1/38_29/_pdf)
 次は、目標温度10keVを達成することが課題。
・名前がかっこいい。漢心をくすぐる。口に出してみたい。
 

【核融合炉#2】LHD

核融合炉の調査、第二弾。

 

1.名称由来

大型ヘリカル装置(Large Helical Device)より抜粋。

 

 2.概要

1998年に運転開始したヘリカル型の核融合装置である。

LHDはヘリオトロン配位と呼ばれる磁場配位を採用した装置。ヘリオトロン配位は,プラズマを閉じ込めるために必要な磁場配位を一対のらせん型の外部コイルのみで形成することが可能なため,定常運転能力が優れている。

 

Fig.装置イメージ

 

Fig.真空容器内の様子

 

3.主要諸元

Table.装置の主要諸元

 装置本体の外径 13.5 m
 装置本体の高さ 9.1 m
 装置本体の総重量 約1500 t
 大半径 3.9 m
 小半径 0.6 m
 プラズマ体積 30 m3
 磁場強度 3 T
 総加熱電力 3万6千 kW

出典: 自然科学研究機構 核融合科学研究所 公式HP

https://www-lhd.nifs.ac.jp/pub/LHD_Project.html

 

4.ポイント

・イオン温度は、目標値1億2千万度を達成。

・日本発祥の形式。

【核融合炉】JT-60SA

管理人が興味を持っている核融合炉について紹介していく。

本投稿が第一弾。

 

1.名称由来

 JT-60SAとは、日本の茨城県那珂市にある那珂核融合研究所に設置されている核融合炉。

名前の由来は

JT

 ->”JAERI Tokamak”、名付けた当時の「日本原子力研究所」の「トカマク装置」という意味合いです。

60

->一方の「60」は、本装置の運用開始が昭和60年だから…と思われる方も多いようですが、実はそうではなく、建設計画当初におけるプラズマ体積、約“60”m3からとっています。

SA

->Super Advanced。超電導コイルなど最新技術を導入してアップグレードしたから。

出典:https://www.jaea.go.jp/14/back/no110.html

となります。

  

2.概要

令和2年後半から運転開始の予定。

プラズマ閉じ込め方式は、最も一般的なトカマク型。

原型炉(定常発電、経済性を示す)に向けて、ITERを補完、サポートする位置付けのリアクター。

 

 

JT-60SA装置図

 Fig.JT-60SA 装置外形図

 

3.主要諸元

Table.主要諸元

プラズマ電流 Ip 5.5MA
トロイダル磁場 Bt 2.25T
大半径 Rp 2.97m
小半径 ap 1.18m
非円形度 κx 1.93
三角度 δx 0.5
表面安全係数 q95 3
プラズマ体積 Vp 133m3
フラットトップ時間 100s
加熱・電流駆動パワー 41MW
  垂直入射 NBI   16MW
  接線入射 NBI   8MW
  負イオン源NBI   10MW
  電子サイクロトロン   7MW
プラズマ対向機器熱負荷 15MW/m2

 

出典:量子科学技術研究機構(QST) 公式 HP

https://www.qst.go.jp/site/jt60/5150.html

 

4.ポイント

2020年5月現在で、日本最大のトカマク型核融合炉。

那珂核融合研究所まで行くと、見学ツアーの一環で見学ができる。

核融合に興味があったら、一度ぜひ見ていただきたい。

 

 

ベンチャーをクビ->コロナショックの悪夢みたいな状況に関して

久々の投稿です。

 

ベンチャーをクビ

勤務していたAIベンチャーを3月末で退職しました。

きっかけは、20年3月頭に、会社の経営層から「コーディングスピードが遅い。やめてほしい」と言われたため。

悲しいし、悔しかったが、転職活動を開始。

 

 

転職活動の状況

2020年4月に転職活動を実施。

4月末の時点で、インフラ関係とマーケティング関係の2社から内定を提示いただいた。

他に、重電メーカー1社と医薬品関係1社の最終結果をまっている状態。

どの会社を選ぶかは、結果が出揃ってから判断したいと思う。

 

苦労したこと・所感

・コロナショックが本格化する前に対面で面接した会社は、通過率が高いような気がする。

・コンサル1社、自動車部品メーカーは、選考途中で採用停止とのこと。巷で言われているように、コロナショックは大きい。

・とは言いつつ、30歳前半という若さを評価してくれる会社もある。この年代は、どの企業も人手が足りないらしい。

・また、新卒で有名電機メーカー入社、AIベンチャー経験ありを評価してくれる企業はあり。

 

今後の方針

以下の話題を今後ブログに公開したいと考える。

・転職の軸

ベンチャー勤務の所感

・無職期間の苦しさ

 

ロボットの出荷台数や販売額・単価の増減について

 

新年、あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

 

自身が今ロボットAIの会社に勤務しているため、ロボット業界の動向を分析しようと思います。

主な情報源は以下の二つ。

1. 日本ロボット工業会https://www.jara.jp/

2. International Federation of Robotics ( https://ifr.org/ )

 

日本ロボット工業会のデータは、統計ページ(https://www.jara.jp/data/yearly.html)に公開されている情報を再整理。

調査対象は、統計調査の依頼をかけた特定企業(主に日系企業)であるとのこと。

出荷台数と販売金額をFig.1, Fig.2に記載する。

どちらも1991年以降上昇トレンドにあり。2008年に急激に下がっているのはリーマンショック

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Fig.1 出荷台数(マニピュレータ・ロボット)

 

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Fig.2 売り上げ金額(マニピュレータ・ロボット)

 

Fig.2の売り上げ金額をFig.1の台数で割り算し、1台あたりの販売金額を算出したものがFig.3になる。1991年当時は約700万円/台であったが、2018年には約400万円/台まで減少。

普及に伴って、値下がりしているのが見て取れる。ロボットを作って販売するだけでは、確かに商売にならない。

 

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Fig.3 1台あたりの金額(マニピュレータ・ロボット)

出典: 

https://www.jara.jp/data/dl/yeartable.pdf

 

2のIFRのデータを元に出荷台数をまとめたものが、Fig.4になる。

こちらは産業用だけではなく、サービスロボットも調査範囲。

1の日本ロボット工業会よりも調査範囲が広い。

 

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Fig. 4 ロボット出荷台数(産業用、サービス)

世界的に見ても、出荷台数が増えているのが見て取れる。

 

出典:

産業用ロボット

https://ifr.org/downloads/press2018/Executive%20Summary%20WR%202019%20Industrial%20Robots.pdf

サービスロボット

https://ifr.org/downloads/press2018/Executive_Summary_WR_Service_Robots_2019.pdf